【テーマ選定について】

 今年度は、メインテーマを一つにし、各班で自由な内容で討議して頂く方向とした。メインテーマは「今後 の建設業のあり方」とし、機電技術者として建設業界全体について、広く議論できるものと考えた。

【各班まとめの要約】


メインテーマ:今後の建設業のあり方
 
グループ メンバー構成の特徴・要約
1班

ゼネコン4社、舗装1社で構成

『建設業の必要性』・・・問題に対しての機械的改善・工法の開発を目指す

現状の問題点⇒
・建設業のイメージの悪さ
・成果物の評価に問題(地元住民の受入れ度合い)
対策⇒
工事の必要性を第三者機関で評価
将来⇒
・地元住民の理解
・現場における機電職の役割 【問題に対する機械的改善、工法の開発に取組める】

⇒ 討議成果表

2班

ゼネコン4社、舗装1社で構成

『建設業の未来』・・・攻撃的、且つ、地球に優しく!

問題点⇒
・工事量の減少
・イメージの悪さ
原因⇒
工事の必要性の有無/不景気による設備投資の減少/環境破壊/危険なイメージ
対策⇒
・新分野への技術の応用
・補修、補強、再構築工事の増加
・環境に対してのアプローチ
・安全に対してのアプローチ
展望⇒

討議成果表

3班

ゼネコン3社、舗装2社で構成

『機電技術者に何が出来るか?』・・・来るべき者会(生活)の未来像

現問題⇒
仮設(施工のプロセス)の提案に終始していた
対応⇒
・大容量高速通信手段を用いて(自動運転・遠隔操作などによる在宅勤務、流行・情報の発信)
・大容量高速輸送手段を用いて(農産物・工業製品・エネルギーなどの一極集中生産)
今後⇒よりよい住環境の選択(高速通信・高速輸送の利用により住宅の一極集中は避けられる)

⇒ 討議成果表

4班

ゼネコン5社で構成

『今後の建設業の有り方』・・・機電職主体の会社設立!!

現状⇒
・機電職の人数が少ない
・機電職の活躍の場が減少している
・機電技術者の立場が低い
原因⇒
・建設業界のイメージが良くない
・外注化
・機電本来(専門)の仕事以外の業務が多い
改善策⇒
機電職主体の会社設立(機械化が進む現代、機電職中心の技術集団)
展望⇒ ・機械化施工に強い
・機械メーカーへのスムーズな対応
・企業者への新技術提案
・土建屋からのイメージ脱却
・機電職員の地位向上

討議成果表

5班

ゼネコン4社で構成

『今後の建設業のあり方について』・・・機電技術者の役割

現状⇒
・機電職の評価が低い
・便利や的な使われ方が多い
・計画立案への参画機会が少ない
問題点⇒
・建設投資額の縮小
・発注形態の問題
・適切なコスト評価の欠如
・建設業の悪印象
・競争原理の欠如
解決案⇒
・従来型工事における施工の効率化、コストダウン(しんこうほうの開発)(他社との差別化)
・新規分野への参入−企業の特質を生かし、本業の延長線上で(土壌浄化)(リニューアル)
展望⇒
・技術提案型案件に対する早期からの関与
・事業における重要な役割
・新しい機械・電気技術の情報収集

討議成果表

6班

ゼネコン4社、舗装1社で構成

『今後の建設業のあり方について』・・・

社会背景⇒
・景気低迷
・環境問題
・少子化、高齢化
現状⇒
・工事量減少
・環境に対する社会的要求
・リストラ、後継者不足
対策⇒
・社会資本の配分と質を重視した再構築の提案
・老朽化等に対応したメンテナンス技術の開発
・建設業の経験を生かした新規分野への進出
機電技術者の対応⇒
・技術、知識の習得等研鑽
・機電職の地位向上への取組
・機電部門の集約化
機電技術者の方向⇒
・技術、コストダウン等の提案力の養成
・インフラ整備への積極的関与と提案
・新規分野への進出への積極的取組

討議成果表

 

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