平成17年度(社)日本建設機械化協会会長賞表彰される
平成17年度の(社)日本建設機械化協会会長賞は会長賞選考委員会(成田委員長)において応募技術14件の中から会長賞1件、貢献賞1件、奨励賞2件が選考されました。
表彰式は5月18日の通常総会終了後に執り行われ、表彰状、記念の楯、副賞が授与されました。
受賞技術と受賞者は以下の通りです。
◆ 会 長 賞 ◆
北海道電力純揚水式京極発電所上部調整池建設工事への
情報化施工(IT施工)システム導入と実績について
鹿島建設株式会社 北海道電力株式会社 株式会社トプコン販売
建設地が積雪寒冷地で施工可能期間が年間5ヶ月しかなく急速施工が求められる施工形状が複雑なダム工事に、3次元CADによる設計データ、GPS等による3次元測位及び重機の油圧制御技術を融合した3次元施工システムを中心に調査・設計・施工・施工管理までを一連のシステムで管理できるIT施工管理システムを開発・導入し、施工効率や生産性向上に効果をあげている。
◆ 貢 献 賞 ◆
ソイルセパレータ工法トータルシステム
〜建設発生土の大容量リサイクルシステム〜
東亜建設工業株式会社
浚渫により発生する大量の泥水に対して連続処理可能な比較的簡易なプラントを開発し、分粒・脱水・減容化を図ることで従来必要であった産業廃棄物処理を大幅に削減したばかりでなく、空港等造成など大量の土砂を必要とする事業へのリサイクルも実現し、廃棄物処分量の削減だけではなく建設材料購入費用の低減にも貢献している。
◆ 奨 励 賞 ◆
地下鉄13号線建設工事における環境負荷低減の取組み
東京地下鉄株式会社 株式会社小松製作所
地下鉄工事に伴い発生する環境負荷に対して、汚泥の低減工法を積極的に採用しているほか、トンネル内の工事騒音や排気ガスに対してはテレスコピッククラムシェルをはじめとした各種建設施工機械について電動化や酸化触媒付ダンプを採用するなどして低減効果をあげている。
◆ 奨 励 賞 ◆
SMW新造成システムの開発と実用化
大成建設株式会社 成幸工業株式会社 成和機工株式会社
SMW工法において、中空油圧モータによる駆動部を地中に移した施工機械と掘削精度連続計測システムを開発し、施工精度や施工性の向上だけでなく、掘削駆動部を従来の地上から地中へ移したことで騒音低減にも効果をあげている。